第10回 ワークショップ が 開催されました

 第10回ワークショップは、令和3年6月27日 聖蹟桜ヶ丘のマイダンススクールで開催されました。今回も検温、体調アンケート、アルコール消毒をして、今日は12時から開始です。今日は、中井信一先生の「スタンダード ホールドについて」。

「今回はダンス界を代表するレジェンドのピーター・エグルトン式のホールドについて一緒に考えていきましょう。このスタイルは、男性左手、女性右手の親指を立ててグリップするものです。安定性があり、リード&フォローもわかりやすいことから近年このスタイルのダンサーが増えてきています。私もエグルトン系のS.ヒリアー氏に師事していたので、長年このスタイルです。

 実際、腕の方向や指先の向きによって身体の内部との調和ができたり、逆に動きを止めてしまったりします。これがもっとも重要なホールドの要素です。

 最初のコンタクトは男性左手と女性右手です。まず男性は左腕を前に出し手を少し外へカーブさせながら女性を招きます。女性は親指を伸ばして指のヒールをコンタクトさせます。男性の手のひらは内に向かないように外に向けたままです。 

 次のコンタクトは男性の右手首です。カフスの部分を女性の左アームの付け根に当て、右手の小指側を女性に添えて下からサポートします。手で女性を引き寄せたりしないことが大切です。最後に女性が左肘から先を男性の右アームに添えます。指先は内に向けないように気をつけましょう。ダンスビュウ2021年8月号のP22にアルーナス&カチューシャが今まさにホールドしようとしている写真が載っていますので是非参考にしてください。

全体的に大切なのは筋肉の状態です。(1)トーン、(2)テンション、(3)ウッシーウォッシーと3種類がよく言われます。(1)は力みが無く調和した状態。(2)は力んでいる状態。(3)は逆に柔らかすぎて形が定まらない状態。これをスパゲティに例えるとトーンはアルデンテ、テンションは茹でる前の堅い状態、ウッシーウォッシーは茹ですぎてふにゃふにゃです。

トーンのある状態でホールドするには立ち方を練習しましょう。両手を前上にグーンと開いて上げてみましょう。骨盤が前、胸郭が開いて動きやすくなります。身体の中から指先までのエネルギーの流れを大事にホールドしましょう。」

 続いてラテンは玉置きよ子先生。「今回は身体


 のストレッチ時に背筋を意識するために、どんな体勢、どんなステップの時に感じるか、試してみましょう。・・・・」ということで まっすぐ立つ、回転する、手を上に伸ばすなど、単純なようで意識しながらは難しい。30分ずつの講義と実習が続き、休憩をとりながらも、もういっぱいの汗。次は個別に先生一人からそれぞれ指導が受けられる個別レッスンに入りました。今回もいろいろな疑問や課題について教えていただき、あっと言う間の1時間でした。

 次回は7月25日(日)14時からタマオキトモヒロダンススクールで開催の予定です。

  

第9回 ワークショップ が 開催されました

 第9回ワークショップは、令和3年5月27日 大森のダンスジャルダン大森山王ステューディオで開催されました。今回も検温、体調アンケート、アルコール消毒をして、14時からさっそく開始です。今日は、中井理恵先生の「深層筋について学ぶ」。

「まずは、身体の力を抜いて、いろいろな関節を動かしてみましょう。深層筋は関節の周りにすべてついており、身体を動かす指示を出しています。一か所に注目しがちですが、必要な筋肉が一斉に動きます。体重をかける、ゆっくり起きる、止まる、深層筋が働いています。」(中略)「向かい合って主(どちらか決めて)の真似をしましょう。 

主は自由に動いて、ダンスの動きではなくていいですよ。早くしたりゆっくりにしたり。従は合わせて動けますか。」「次は主のスビートに合わせて動きとは全然違うかっこうをしてください。森先生玉置先生、さすが!、模範演技を!」主従を交代しながら、いつもと違う筋肉も使って、皆さん汗だく!! 

一時間はあっという間に過ぎて、休憩。個別レッスンに入りました。今回の先生も森武和先生、中井信一、理恵先生、伊藤武、まり子先生、玉置朝啓、きよ子先生の豪勢な7名の指導陣。

「スイングは左にひねってから、正面に、そして右に行く。その時に正面は流れのままにではなく、正面でちょっとためて右に絞って、ちょっと我慢して


から右に出るとパワーが生まれる、勢いがでるんです。・・・」「足が先に出ると力が出ない、肩が先に出ると足が動いてくる・・・。」

「顔はいつも垂直な位置に、鼻の孔と耳が水平になるようにすると顎が上がって胸が広がって・・・」

個別レッスンも1時間に4人の先生。質問したり、指導を受けられて、すごいけど、馴れた先生じゃないので受ける方はちょっと緊張してる方もいらっしゃるようですね。相方の人は、「そう、よくなったよ。うん。踊りやすくなった。(*^_^*) 」

次回は 6月27日(日)、聖蹟桜ヶ丘のマイダンススクールで開かれます。コロナ禍のなかですが、対策をしっかりして、ぜひ先生方のレッスンを楽しんでくださいね。ご参加をお待ちしてます。

 

第8回 ワークショップ が 開催されました

令和3年4月25日 荻窪のタマオキトモヒロダンススクールで開催されました。今回も検温、体調アンケート、アルコール消毒をして、お元気な皆様15名のお集まりとなりました。今回は開始が1時間早めとなりましたが、皆様はいそいそとさらに早くいらっしゃり体を慣らして、準備も余念がありません。

まずは、上村美保先生のスタンダードの講義、シャドー(一人で行う)練習の仕方について。小道具として、身近にあるハンガーとか、肩幅くらいの靴ベラなどを用意。

「まずは相手のショルダーラインを意識してください。相手は必ず右前にいます。スタンディングの上、ローテーション。水平に腰を回す。垂直に背骨の線を意識してくださいね。相手の肩幅のセンターに膝頭をおくように。相手は右前にいますか・・。この時も、この時も右前ですよ・・・」難しい、つい真正面になってしまう人もいて・・・。ステップを踏んでいるうちにあっという間に30分は過ぎて。

次はきよ子先生のラテン講義。きれいにかっこよく見せる手先、足先、頭先のイメージについて。「かかとを付けて外向きに立ち、背筋を伸ばして、顎は引かず!。・・・引かずに少し顎をあげて、床と水平に。すると、デコルテが開きますね。目、視線は上じゃなく、前を見てください。手は前に、肘を少し外に張って前で組む。これが基本姿勢です。

腕を広げる時は肘からあげ、脇・胸がひっぱられるのを意識しながら指先に力を入れます。さらにその先の遠くを触るようにして戻ってきて。手をさげる時もダラン、ではなく、肘を外に張ってから肘の力を抜くと自然に美しく下がります。」手を挙げておろすだけでもスタイルがあるんですね。


ちなみに手という時は、手先ではなく二の腕当たりのことだそうです。

「そして足さばきは・・」詳しいお話しは是非参加して伺ってくださいな。

レクチャーの後は、15分ずつ、先生と個別レッスン。今回の先生は上村美保先生、森武和先生、中井信一・理恵先生、伊藤武・まり子先生、玉置朝啓・きよ子先生の豪勢な8名の指導陣。

個別レッスンをちょっと拝見すると、「手を上に向ける場合と下に向ける場合で腕はこうなって・・・」「ステップする場合、トウとヒールの使い方はいろいろ。トウで入って、こっちもトウから、ヒールへ、トウ・トウ・ヒール・・・」「頭の位置、肩の位置、腰の位置、ここでこう、まだ早い、ここでこう・・・向きはこっち・・・こうなっちゃってますよ。」あらら(苦笑い)いろいろな所に意識がついていけない・・・ときもありますよ~。教室は笑いが絶えず、皆さんしっかり受け止めながら楽しそうでした。

 次回は 5月23日(日)、ダンスジャルダン大森山王ステューディオです。

 

第7回 ワークショップ が 開催されました

令和3年3月28日14時から 聖蹟桜ヶ丘のマイダンススクールにて、久しぶりに第7回ワークショップが開催されました。

体温を測りアルコール消毒をして教室へ。まずは、中井理恵先生の講義から。

「指の第一関節は曲がりますか。爪がついている骨の関節です。手の指も足の指もいかがですか。軽く足先に力をいれ、身体を支えてください。甲のアーチをつくれるといいですね。かかとを上げるときと、膝を少し前に出すときで、使う筋肉の違いがわかりますか。膝を曲げて次のステップに移るとき、親指より少し外側に重心を置かないと、動きが前にスムーズに出せなくなります。・・・」 

重心の移動は足の筋肉をしっかり鍛えないと難しいですね。

続いて玉置きよ子先生はダンスを美しくみせるポイントについて。 「いろいろあるのですが、ワンポイントを。他の人からみてかっこよくみられるには、まず姿勢から。背筋を伸ばして、内またでなく、つま先を外に向けて残った足を引っ張る時にインに倒して佇むとすっきり長くみえます。腰を回して膝を伸ばし、まだ足先は残して。足を前に引く動作は、ピヨンと素早く前に進みます。膝を引き寄せて内側の腿をすべるようにひざをのばしたまま、足先を外向きに進めます。」

説明は難しいですね。ぜひワークショップに参加してやってみてくださいな。この後、足をクロスする時のお話もありましたよ。

レクチャーの後は、15分ずつ、先生と個別レッスン。参加の皆さんはカップルの他お一人の参加やお友達と2人での参加など、1時間で4人の先生から


いろいろアドバイスをもらってみっちりレッスン。お疲れさまでした。

受講者の方から、課題が見えてきたので頑張るとのことでした。 

次回は 4月25日(日)   荻窪のタマオキトモヒロダンススクールです。

ぜひ ご参加ください。 


総会 第2回指定講習会 が 開催されました

RPDTA総会 開かれる

令和3年1月17日 タマオキトモヒロダンススクールにて、12時から総会が開催されました。

会長の玉置朝啓氏を議長に選出、ご挨拶。続いて、昨年の事業報告として令和2年1月ハッピーニューイヤーダンスフェスティバル(HNY)の開催、その後のコロナ禍の中、6月から11月まで、毎月ワークショップの開催などの報告。令和3年1月のHNYの中止について説明がありました。

会計より2019年度(2019年4月~2020年3月)の会計報告。そして、今後の事業計画と事業の課題について審議され、12時45分終了しました。

役員の改選により、新役員が選出されました。こちらに掲載しています。

 

第2回指定講習会 開催される

令和3年1月17日 タマオキトモヒロダンススクールにて、13時から開催されました。まずは、ラテンの講師として、中村俊彦先生。(元ラテンチャンピオン)

コロナ禍の最近は、オンラインでの指導やいろいろな動画が自由に閲覧できるようになり、ダンスの普及に貢献している一方、間違ったスタイルなどの閲覧なども目立つようになりました。間違った動きが多くなると不自然な動きとなり、本質から離れてダンスのレベルが低くなってしまいます。ダンスを発展させるために、クオリティの高さを維持させることが大事です。

ダンスの本質としては、ラテンの特徴は ①自然に動く ②お互いのかけあいとアプローチ ③自信を持って美しく堂々と。ラテンの動きは、つま先から入ってめくって踏みつけ・・・カウントの取り方はン、チャのリズムで・・・ウォークが大事、足を振り子のように自然に・・・


14時まで実演を示しながら、熱のこもったご指導に参加の先生方も汗がいっぱい。 

 14時からスタンダードの講師として、天野京子先生。(元スタンダードチャンピオン)

フロアから踊りづらい点として、2人の組み方について質問がありました。

まずは、男性の右手のホールドの位置。女性とうまくジョイントしないと、うまくならないと。その位置はここ、手のひらではなく、手首で相手のわきの下をしっかり支え、肩はあげない。女性は、そこを支えに自由にそることができるから、きれいにシェイプができると。

一組ごとに、ステップを見て、そうそう、そこそこ、・・・ストップストップ、ここではなく、こうして、肘は・・・肩は上げない、・・・いいですねぇ・・綺麗!!

15時まで、しっかりご指導をいただき、皆さんチャンピオンになれるそうです。(*^_^*)v 


中村俊彦先生、天野京子先生、ありがとうございました。

 

-------------- 受講者からの感想メールが届きました。-----------------

「昨日は大変有意義な講習会に参加させて頂き、ありがとうございました。

ハッピーニューイヤーの開催が中止となり大変残念でしたが、昨日は「目から鱗」の連続で今後の練習課題を沢山持ち帰る事ができました。今後もNJDSFの講習会、RPDTAの講習会に期待をして参加させて頂きます。宜しくお願いします。   &K」

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 好評でよかったです。